いすゞ自動車(株)藤沢工場(工場長:常務取締役 両角 忠良、住所:神奈川県藤沢市土棚8)は12月4日に、生産累計台数1000万台を達成し、同日、これを記念して稲生武社長をはじめ関係者出席のもと、同工場で式典を行った。
いすゞ藤沢工場は、乗用車、小型トラックの生産拠点として1961年11月に竣工し、翌1962年1月に乗用車ヒルマンを第一号車として生産開始したが、この度37年11ヶ月で累計台数1000万台を達成した。この間、日本の高度成長期のモータリゼーションの高まりに応じて生産車種を拡大させるとともに、1971年米国GM社との提携により輸出が増大したことなどにより、1973年9月には生産開始11年8ヶ月で100万台、1985年10月には生産開始23年9ヶ月で500万台を達成した。
一方、1993年には、中期経営計画として経営リソースを得意分野の商業車、RV車、ディーゼルエンジン等に集約し競争力の強化を図るため、乗用車の生産を中止したが、RV車、小型トラックの堅調な輸出などに支えられ、また1998年5月には生産体制の強化として川崎工場から中型トラック生産を移管したことなどにより、本日生産累計台数1000万台を達成したものである。
記念式典では、RV車ビッグホーンと小型トラックエルフを1000万台記念号車としてラインオフセレモニーを行った。
現在、同工場では、1トンピックアップ、ビッグホーン、ビークロスなどのRV、エルフ、フォワードなどの小型・中型トラック、小型エンジン、コンポーネント部品などを生産している。以上
[生産累計1000万台達成の内訳]生産開始~1998年12月4日
中型トラック |
7、420台 |
小型トラック |
3、341、200台 |
RV |
4、019、000台 |
乗用車 |
2、632、800台 |
[藤沢工場車両生産累計の経緯]生産開始1962年1月
台数 |
達成時期 |
100万台 |
1973年9月 |
300万台 |
1980年10月 |
500万台 |
1985年10月 |
700万台 |
1989年11月 |
900万台 |
1994年11月 |
1000万台 |
1998年12月 |
所在地 |
神奈川県藤沢市土棚8番地 |
工場長 |
両角 忠良 |
敷地面積 |
1、124、743m2 |
建物面積 |
606、038m2 |
従業員数 |
7、122人 |
生産能力 |
27、300台/月(二直 定時間) |